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空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

The Beast Lily

f:id:chaos819angel:20160414150907j:image
Twitterの方にあげたこのラフっぽいのから浮かんだシリアスけもゆりをひとつ。
いや浮かんだのはお話が最初でそのひと場面を落書きに起こした訳で。


ーーー

ヒトからケモノに変化して、精神・本能も変化しないなんてことは無くて。

「結衣先輩?」私が声をかけた憧れの先輩はどこか苦しそうで。
「ちなつちゃん……お願い…私に近づかないで…」
言葉を紡ぐのも精一杯そうな様子から、只事では無い事が感じとれた。
「どうしたんですか?!どこか痛いのですか?!」近づかないで、と言われたけれど、その様子じゃ心配せざるを得なくて、私は結衣先輩へと駆け寄った。
やめて、と震えた声で言う結衣先輩。息遣いは荒く、顔も険しかった。
でも、そんな先輩放っておけない!私は結衣先輩の手を掴んだ。その時、気付いた。
爪が長く伸びている。
キレイに切り揃えられていたはずの結衣先輩の爪が鋭くなっていて、私の手のひらに刺さった。
おかしい。
結衣先輩の優しい瞳が、いつもと違って野獣のように鋭くなって、光っている。
まるで、エモノを見つけたオオカミのように…。
その目と目があった瞬間、私は結衣先輩に押し倒されていた。
部屋には私たち2人以外誰もいない。
両手は結衣先輩に掴まれ、長い爪が食い込んで痛い。
先輩の荒い息遣いだけが、聞こえる。
少し開いている先輩の口の中には、牙がちらちらと見える。
私は察した。
「いいですよ、無理しなくても」
先輩はきっと、
「私、前に言いましたもん」
肉食獣の本能が現れてしまって苦しんでいる。
だから…
「『結衣先輩になら食べられても良い』って」
私が先輩を助けなきゃ。
「どうぞ、ご遠慮せず 私を食べてください」
大好きな先輩に食べられて死ぬなら、十分幸せだ。

ーーー

こんな感じでどうでしょうか( ^ω^ )
シリアスけもゆり…誰得ですか?
はい俺得でしかないですねわかります
結衣ちゃんのオオカミ本能が暴走したりするお話はだいぶ前からいくつか妄想してましたね。これはそのうちのひと場面です。
この場面の前後のお話、他のお話は気が向けばまた別の機会で。