空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

メディ慧過去話 7

ちょっと時間があるから7、8、9くっつけました!つまり少しいつもより長め。

 

 

その日の夕方。メディスンは再び慧音の家を訪れた。すると、

「おや、メディスンじゃないか。さあ、あがってあがって」

普通の慧音がいた。片手に包帯を巻いて、そして左の頬に火傷のような痕があった。

メディスンは少し警戒しながら家の中に入った。

 

「先生、体なんともない?」「…?大丈夫だが、何だ?」「ううん、大丈夫ならいいや」

毒の効果が切れ、元に戻ったのか?メディスンはそう考えながら居間に入った。

居間には妹紅もいた。

「今、夕食にしようと思っていたんだ。よかったらメディスンも食べていくか?」

「うんっ」

慧音の声に快く答えたものの、メディスンはちょっぴり警戒していた。昨夜のトラウマからだろうか。

その後、慧音は妹紅と一緒に料理を運ぶ為、台所へ向かい、メディスンはちょこんと座って待つことにした。

待っている間、メディスンは昨夜の出来事について考えた。

やっぱり、あの毒は他人が先生に飲ませたに違いない。

先生が自ら進んで飲むはずがないからだ。…だとしたら、誰が…?

妹紅さん…は無いだろう。

あれだけ仲が良さそうなんだもん、そんな大切な『友達』に毒なんて飲ませないだろう。

やはり、引っかかるのは、落ちていたこの灰色と茶の混じった羽だ。

メディスンは服の中から羽を取り出し、じっと見つめた。

かなり大きいから、この羽の持ち主は大型の鳥だろう。

里の周りを飛ぶ大型の鳥なんて、いないはずだ。

さらに、羽は窓際ではなく、かなり部屋の奥に落ちていた。

偶然通った時に落ちた、なんて言い訳がきかないわけで。

だとすれば、

(――妖、怪)

メディスンは羽を睨んだ。と、その時。

「どうした、メディスン」

盆にたくさんの料理を乗せて、慧音が居間に入ってきた。

メディスンは慌てて羽を隠し「な、何でもないよ!」と笑顔を作ってみせた。

慧音は不思議そうに見ていたが「けーねーまだあるよー」

その妹紅の声に呼ばれて、急いで盆を机に置き、台所に戻った。メディスンはホッとした。

(自分が妖怪になって暴れてたって知ったら、悲しむもんね)

メディスンはとりあえず、しばらくここに泊めてもらえるように慧音に頼んで、妖怪の仕業か確かめようと思った。

 

メディスンは早速その後慧音に頼んだ。

慧音はあまりいい顔をしなかったが、メディスンが必死にお願いした結果、泊めてもらえることになった。

何故か、慧音よりも妹紅の方が不満そうな顔をしていたがメディスンは気付かなかった。

 

その晩から、メディスンは毎晩慧音の様子を見ていた。

けれど、あの晩だけだったのだろうか、全く変化が無かった。

時々妹紅が夜にどこかに出かけるくらいで、ほとんど朝まで3人で寝ていた。

メディスンも、半分犯人探しに諦めていた。

しかし、そんな時に変化は訪れるもので、泊まり始めてから約一ヶ月後、その夜はやってきた。

 

いつものようにメディスンは夜中に目を覚まし、隣で寝ている慧音をチラリと見た。

しかし、そこには慧音も、妹紅もいなかった。

これはもしかして…!!

メディスンは足音を立てないように廊下に出て、奥の部屋のふすまをそっと少しだけ開けて、中を覗いた。すると、「(!?)」

そこには、慧音に覆いかぶさっている妹紅が。

2人の寝巻きは着崩れ、半分脱げた状態になっている。

メディスンはワケがわからなかったが、慧音が妖怪になっていないので、とりあえず、あの夜とは違う状況だと思えた。

それでも、部屋の中入っていけるような空気ではないとメディスンは感じた。

そしてその2人の謎の行為の中でも、メディスンが一番不思議に思ったのは、

「(口と口を…?)」

そう、『キス』だった。しかし、メディスンは『キス』というものを知らなくて、

ただ、口と口を合わせて舌を絡めること、というものをこの時覚えた。

その後、その行為を何度かした後、2人は寝巻きを正し始めたので、メディスンはまだ謎だらけだったけど、寝室へ戻り、布団に入った。

そしてその直後、慧音と妹紅も寝室に戻ってきた。

翌朝。メディスンは朝食を食べているときに2人に聞いた。

「――ねぇ、昨日の夜、2人共奥の部屋で何してたの?」

その途端、2人は飲んでいた味噌汁を吹き出した。そして、むせた。

「ねぇ、ねぇ、なぁに?これ?」メディスンはせき込んでいる慧音に近づき、唇を突き出した。

慧音は真っ赤になって震えているが、妹紅は笑い出した。

「あーあーついに見られちゃったねぇ、けーね?」

「ももも妹紅?!わ、私はどうすれば…!!」

「大丈夫、メディスンは口が硬いから、言いふらしたりしないさ」

「口が硬い?メディの口、固いの??」

妹紅はその問いには答えなかったが、先ほどのことについて答えてくれた。

メディスン、あれは『キス』ってものだよ」「?きす?」

「そう、だーいすきな人にするものだよ!」

「へぇ…!!という事は、もこーさん、先生のことが好きなの??」

メディスンが尋ねると、妹紅はそう!と言い、未だに顔を赤くして固まっている慧音の頬に『キス』をした。

それを見たメディスンは「メディも先生好きだから、『キス』するー!!」

と楽しげな声で言い、慧音へとダイブした。

慧音は2人に絡まれ、とても困っていたが、ついに限界が訪れ、2人に頭突きをかました。

 

―ちょうどその時、大きな鳥が羽ばたくような音が、部屋の窓の方からした。

 

 

 

コメ返しー!!

つらね>>

衣玖さんもグロかったけどねーグロ注意はもことメディのことでしたーw←

次回は…きっと見れるよ!きっと!!

メディ「ようじょ?なにそれ??」

メディは人形だからね、毒がなくならない限り死なないんだ。

わんころ>>

はーい衣玖さんお邪魔されてまーす!

わらっていいのよ?ツイッターでも言ったけど、わらっていいのよ??((

キバリのとこはわりと死に(?)慣れてる奴と、グロイの耐性ある奴だからねー

メディ「メディ血見るの苦手だけど、衣玖さんのため!頑張るよ!!」

最近忘れ去られてる設定だけど。メディスンは永琳に薬のこととか教えてもらっているんだよー

 

次回は多分この続き!はたしてメディスンは犯人を捕まえることができるのか…!

そして先生を救えるのか…!!