空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

上白沢慧音の追憶 3

長いです。

 

 白沢は人の敵ではない…!!私は男達を止めようと、外へ出ようとした。しかし、母に止められてしまった。「放して!!」私は叫び、母を振りほどいて外に出たその時。

白沢が大きな声で吠えた。そして、男達を立派な角で突き刺した。

腹や胸を刺し、白沢は囲んでいた男、全員を殺してしまった。

 私はあまりにも残酷な光景を見て、動けなくなってしまった。

白沢はその後、里を壊す勢いで暴れた。何人もの被害者が出た。

白沢に立ち向かおうとする人も、その怒りと悲しみと狂気に溢れた力の前では無力だった。

 気がつけば、里の人間はほとんど逃げていなくなってしまった。

しばらく固まっていた私は、母に家に連れ戻されてしまった。

そして母は私を落ち着かせると、「ありがとう」と言って家を出て行ってしまった。

慌てて追いかけるように家を出ると、目の前に、

 白沢が、いた。

白沢の紅い瞳が、私を睨む。

私は一瞬怯えたものの、勇気を出して尋ねた。

「どうしてこんな事をしたのですか。あなたはそんな妖怪ではないはずです。」

白沢は目を見開き、答えた。

「此処ハ誰モ我ヲ知ラナイ。我ヲ襲ッタ。初メテノ事。仕返シシタ。コンナ歴史変エル為ニ。」

確かに、里の人達は白沢を知らないだろう。私だって、里でそんな妖怪の話は聞いたことは無い。でも―――

「…私はあなたを知っています。あなたが気高き聖獣であることを。」「…!!本当カ。」「はい。」

白沢は驚いた。そして怒り狂った瞳が優しさを取り戻していった。

「…名ヲ何ト言ウ。」「…慧音です。」「ケイネ。アナタニ我ヲ知ッテモラエテ良カッタ。コレカラハケイネガ――――」

突然、バンと音がした。私が音のした方向を見ると、そこには私の父が、銃を持って立っていた。銃口からは、煙が出でいた。

「娘を騙すな。慧音、早く逃げるんだ!!」「え…??」

私は何が起こったのか、分からなかった。いや、分かっていたけれども、脳が否定していたのかもしれない。白沢の腹から血が流れ出る。

――――――――白沢が、撃たれた。

 優しさを取り戻した白沢の瞳が、再び怒りに染まる。そして、私の制止も聞かずに、獣の咆哮をあげながら、私の父に向かって突進していった。

父の悲鳴が聞こえた。しかし、私は怖くて動けなかった。その悲鳴は、何かを貫いた音で、途絶えた。

 白沢が、こちらに戻ってきた。その立派な角は、赤く染まっていた。

私はその場に膝をついた。今まであんなに私を愛してくれた父が、目の前で殺されたのだから。私は白沢に向かって怒鳴ろうとした時。

白沢が、バタッと倒れた。腹を撃たれ、自分の最後の力を振り絞って、力を使ったからだ。

 私は白沢に近づいた。白沢は苦しそうに呼吸をしている。

そして、私が近づいてきたことに気がつくと、ゆっくり話し始めた。

「モウ、二度ト、コンナ事、アッテハナラナイ。ケイネ、貴女ガ、コレヲ、伝エテイッテ欲シイ。」「…はい。」「間違ッタ、歴史ハ、争イノ、元トナル。正シイ歴史ヲ、伝エ、新シイ里ヲ、創ッテ欲シイ。」「はい。」

気がつけば、里には、白沢と私しかいないようだ。

「最後ニ、ケイネ。貴女に我ノ力ヲ、タクス。……アリガトウ。」

そう言って白沢は大きく目を見開き、私を見つめた。

途端に、私はめまいを感じた。そして、倒れてしまった。

そういえば、母は、何処に行ってしまったのだろう…?

そう考えた直後、私の意識は途切れた。

 

前回の倍じゃなかった。うん。でも疲れた。

 

コメ返し。

わんころ>>

妄想もぐもぐ。おいしいのかー。(おいしいよね!

好奇心は凄い。キバリンも見習わないと。けーね可愛いきゃわわ。

3000字も書けるのかー!!キバリンこれ書くのに50分かけたのに!すげえ!

あれコピペなのかー!そりゃ、あの分量は大変だっただろうに。お疲鈴仙

 

 

次は一番短いかなー500文字くらい?