空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

上白沢慧音の追憶 2

暑いですね。コミケ行きたかった。

 

語り部:上白沢慧音

 

 もう何十年も前の話だ。私は普通の人間として生まれた。

読書が好きで、暇があったら読書。「将来学者になれるぞ」と言われるくらい、勉強も好きだった。

私の両親はそれを優しい目で見守ってくれていた。

 ある、よく晴れた日のことだ。十にも満たない年齢の私と母は、人里の外へ散歩に行った。

人里の外に余り行ったことのなかった私にとって、そこは、楽園のような所だった。

人里の中には無いものがそこにある。見ているだけでワクワクする。

知りたい。もっと知りたい。そんな気持ちが溢れてくるところだった。

 小さな丘に着き、そこで私たちは休憩を取った。丘の上ではしゃぎまわっていると、私は一冊の古い本が落ちているのに気がついた。

拾って読んでみると、そこにはたくさんの妖怪について書いてあった。

パラパラと読んでいると、ある一匹の妖怪の項目に目が留まった。

「…白、沢?」

そこに描かれている絵は、牛のような体に人面、そして体中についている目。面白い姿をしていた。

その妖怪はある国に伝わる聖獣で、徳の高い為政者のところに現れて、未来の事について教えてくれるすごい妖怪だった。

他にも、たくさんの面白い妖怪や、その歴史が書いてあった。

私はこの本をとても気に入り、家に持ち帰った。

 

 余談だが、この時の私の名字は『上白沢』ではなかったんだ。

何故名字が変わったのかというと…まぁ、後で話そう。

 

 その本を手に入れてから、私は昔の事、つまり歴史に興味を持った。

歴史書を貰っては、夕ご飯も食べずに、飽きるまで読み続けた。

そんな私だったけれども、両親は何も言わずにただ、見守ってくれた。

 十歳の誕生日の日。母は私に着物を買ってくれた。

藍と白のグラデーションに青い帯。袖に描かれた緑色の花の模様はとても気に入っていた。

この着物は仕立て屋さんが私のためだけに作ってくれた世界で一つだけの着物。

私は着て、喜んでいた。 と、その時。

 私の父が大慌てで家に入ってきた。父曰く、「里の外でうろうろしていた不審な妖怪を捕まえたら、里の中に入って暴れだした」らしい。

どんな妖怪だろう。私は窓から身を乗り出し、その妖怪を見て、固まった。

 その妖怪は、  『白沢』だった。

そしてその周りには、里に住んでいる男達が武器を持って囲んでいた。

 

 

 

あんまり長くなかった。

 

コメ返し。

わんころ>>

けーねの過去話はキバリの妄想によってできています((

たぶん3はこれの倍くらいかなー。一番長いのは5かなー。

一日(一時間)で一個かけるかなぁ…。

そちらの今やってる話も長いじゃない。がんばれ!

 

星付けさんくす!お気に入りサンクス!!キバリン嬉しくて悶える!!!