空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

リレー小説 2

※これはつらね、わんころ、キバリの三人で行っているリレー小説です。

リレー小説 1→http://d.hatena.ne.jp/sechia/20130721/1374376975

 

どうシたら、私ハ見てもらエルの?

どうしたら、アノ人達ニ『ココニイル』ッテ伝エラレルノ?

…そウダ。ナラ、私ガ刻ミツケレバイイ。

 

ソノ身体ニ、私ノソンザイヲ…!!!

 

長く続いたリア充争いは終わり、また夜に集まろう、と言うことで、皆、解散した。

皆が帰った後の紅魔館で、咲夜はある人物を探していた。

「こいし様ーどこにいらっしゃるのですかー?」

彼女は『驚かす役』としてこいしを選んだ。しかし、そのこいしが見当たらないのだ。

咲夜が困っていると、背後から声がした。咲夜が振り返ると、そこには、フランがいた。

「どうしたの?」「…!ああ、妹様。こいし様を探しているのですが、見当たらなくてですね…」「ああ、こいしなら、ホラ。」

フランが自分の背中を指差すと、そこには、フランにべっとりくっついているこいしがいた。

「こいし様、そこにいらしたのですか。」「うん、私を呼ぶ声がして、無意識に飛んでいたら、フランにくっついてたー。んで、何か用?」「んじゃ、私はお茶飲んでくるわー」フランは自分に用がないと分かると、ふよふよと飛んで言った。

咲夜は肝試しの事をこいしに説明し、『驚かす役』をやってくれませんか、と頼んだ。

こいしはしばらく何かを考えた後、「うん、分かったーやるねー!」と笑った。

咲夜は一安心し、「では、また夜にお願いしますね。」と言って、一礼し、その場から消えた。

こいしはまたふらふらと飛んでいった。

 

一方その頃早苗は衣玖と穣子を肝試しに誘っていた。穣子は少々怪しがりながらも、早苗の推測を聞いて、誘いに乗ってくれた。

衣玖も、穣子が行くなら、と承諾してくれた。

早苗は「ありがとう、じゃあ、また夜ねー」と言って、その場を離れた。

「あ、そういえばみのりん。」「?何?」

「今回の肝試し、二人きりになれる時間があるから、衣玖さんに甘えちゃいなよー?」「え?ちょ、早苗?!」「?どうされましたか、二人とも。」

慌てているような穣子の様子を見て、衣玖さんが話しかけてきた。

「!!なんでもないっ!!」「衣玖さんは気にしないでいいのよー…頑張ってねー?」「「なっ、何を(ですか)?!」」

早苗は今日も通常運転です。

 

「っと、…ここね。」早苗は穣子達と別れた後、永遠亭にやってきた。

そして、堂々と窓から侵入して、肝試しに協力してくれる人を探した。すると、

「あれ?お客さん?」後ろから声をかけられた。振り返ると、そこには幸運の素兎の因幡てゐが兎を頭に乗せて、立っていた。

「あら、非常食じゃないの。」「?!誰が非常食だっ!!」「だってみのりんが非常食だって…。」「あの神か…くっそ…まあ、とりあえず、お茶くらいは出させるから、来て。」てゐはおもてなしする気はないようだ。

早苗は言われるがまま、大広間へ連れられた。そして、鈴仙・優曇華院・イナバにお茶をもらい、彼女に肝試しの話をした。途端、彼女は目を光らせた。

「いいですね肝試しっ!!うふふ…どんなモノを見せてやろうかしら…♪」やる気満々のようだ。と、その時。

「どうしたの?あっ、巫女さんこんにちはっ!」突然、周りを春告精や兎と走り回っていた小さなスイートポイズン、メディスン・メランコリー鈴仙の様子を心配したのか、やってきた。

「あら、こんにちは。今、あの兎さんと肝試しの話をしていたところよ。」メディスンは体をぶるっと震わせた。

「おばけ…?怖いよぅ…。」どうやらお化けが怖いらしい。早苗は優しくメディスンの頭を撫でた。

「違うのよ。兎さんにはお化けの役をしてもらおうと思って…そうだわ!あなたもやってみない?お化け役。」

早苗にそう誘われて、メディスンはホンモノのお化けはいないと確信した。

「うん!で、誰を驚かすの?」「えーっとねえ…妹紅と慧音だったわね。」「もこーさんと先生かぁ…!!メディ頑張るっ!」こちらの人形も張り切ってくれているようだ。

「これで、私の用事は終わりよ。えーっと、鈴仙?愉快な妄想しているところ申し訳ないんだけど、今夜、よろしくね…?」「…!!あっ、はいっ、分かりました!」早苗は裏庭から永遠亭を出た。

「とりあえずは声かけられたわー…これで大丈夫かしら…?」

早苗は少し心配だった。

今回の肝試しには何か裏があると思い、『驚かす役』として、援軍を呼んだが、これで、大丈夫なのだろうか。

なぜなら、今夜は妖の力が一番高まる夜。

―――満、月だったからだ。

夜は刻一刻と近づいている。それまでに準備しておかなければ、ならない。

早苗は急いで飛んでいった。

 

「ただいまー…あれ?」ようやく慧音の家に帰ってきた妹紅。

慧音は、「やることがあるから」と、妹紅に買い物を任せて一足先に帰宅したはずだが、家の中は真っ暗だった。

「けーねーいないのー?」妹紅はキョロキョロと辺りを見回したが、どこにも明かりの気配が無い。そして、妹紅が慧音の部屋に入ったとき、

「なんだ、けーねいたんじゃん。何してるの?」蝋燭の明かりをともして、何か巻物に書き込んでいる慧音がいた。

「おお、妹紅おかえり。今歴史の編纂中だ。」「?何で?キモった時にやれば…あ、そっか。」「そう、本来なら、今夜が満月だから今夜やればいいのだが、肝試しに行かなければならないだろう?だから今やっているんだ。…それと、」「それと?」慧音は妹紅の肩を掴んだ。

「ハクタク化を『キモった』って呼ぶな。」妹紅は慧音の怒りと愛の頭突きをくらった。角が生えていない分、痛くはなかったが、妹紅の頭に大ダメージを与えた。

 

 

2317文字!次つらねよろしく~

口調とか大丈夫かなあ…?