空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

獣の血が騒ぐ夜に 5

 一ヶ月が過ぎ、また満月がやってきた。幸いに、今夜は涼しく、過ごしやすかった。

妹紅は鼻歌を歌いながら食器を洗っていた。慧音はもう仕事を始めていた。

妹紅は食器を洗い終え、窓から満月を見た。いつもよりも大きかった。しかし、そんな事は疑問のうちに入らず、妹紅は慧音の部屋へと向かった。

 「けーねー♪入るよ~?」妹紅はふすまに手をかけた。すると。

「!?も、もこっ?!は、入ってこないでっ!?」何かに慌てている慧音の声がした。

「?え?どうしたの?」「っ、と、とにかくっ、来るなっ!来ちゃだめだっ!!」慧音は一生懸命に伝えたのにも関わらず、「え~?なぁに~?」妹紅はふすまを開けた。すると、

「わっ!?」何者かに飛びつかれ、妹紅は押し倒されてしまった。獣のような荒い息遣い。妹紅がゆっくり目を開けると―――「…え…?慧、音…?」「はぁ…はぁ…妹紅…。」なんと、押し倒したのは、慧音だった。しかし、様子がおかしい。

慧音の身体はいつもよりも二回りほど小さくなっていて、服がとても大きく感じる。

そして―――二つの角の根元辺りから獣の耳が生えていて、ピコピコ動いている。

顔や体にはうすい緑の獣の体毛がうっすら生えていて、爪が黒く、伸びていた。

額には三つ目の目が妹紅を睨んでいる。

そう、慧音はいつもよりもケモノになっていた。妹紅は起き上がると、「どうした…の?」と聞いた。慧音は恥ずかしそうに答えた。

「…忘れていたんだ。今夜が、スーパームーンだった事を。」「スーパー、ムーン?」妹紅は聞き慣れない単語に首を傾げた。「ああ。月が地球に最も近づいたタイミングで新月、または満月になる事だ。月の光もいつもよりも明るく、妖力が強くなるんだよ。それで…私はいつもよりもハクタクに近づいた姿になるんだ。」「へ、へぇ…。」「前回はちょうど妹紅は永遠亭へ行っていてこの姿を見ていなかったな…。」「そ、そうなんだ…。」「怖くないか?」慧音は尻尾を揺らした。「そ、そんなことないって。可愛いよっ??」「ふふ…そうか、ありがとう。」慧音は嬉しそうに笑った。

「っと、それともう一つ。」「ん?」慧音はぐいっと妹紅の顔を自分の顔に近づけた。

「月の力のおかげで今の私はケダモノとなっている。簡単に言うと、私は妹紅に発情している。」「はっ、発情っ?!」「だから、今夜はたっぷり愛してくれ、妹紅。」妹紅の額に優しくキスをする慧音。ほんのりと頬がピンク色になっている。

妹紅は顔を赤くしながら固まっていたが、やがて、慧音の期待の目線に気付き、「分かったよ」と答えた。

 

コメ返し。

わんころ>>

そうさ、甘く書いているのさ!!((

いやーもうこういう文章書き慣れちゃったからなぁ…((オイ

よく書いてるのよー(主にもこけねだけど)

小説でやってみなよ!!期待しちゃうぞ!!((

 

星くれた方、サンクスです!!