空を目指したトビウサギ

キバリです。更新は気が向けば。過去は二次創作東方話を書いていました。今は雑談多め。多分。

もこけね過去話 7

ラストォォォオ!!!!!

 

「――っ!妹紅ーっ!」私を呼ぶ声で目が覚めた。うっすらと目を開くと、

ハクタク化した慧音が目に涙をためながら懸命に私の名前を呼んでいた。

「慧…音?」私が声を出すと、慧音は喜んだような、慌てているような顔をした。

「妹紅っ!帰りが遅いから見に来たらこれは何だっ!

 死んでしまうような決闘をしていたのか、お前はっ…!」

「慧音…ゴメン…。慧音こそ大丈夫なの…?ハクタクになってここまで来て…。

 里の人たちに見られたりしたら…。」

「妹紅の事が心配だったから…それに今更見られても…里の人間は皆優しい。

 きっと妹紅のように受け入れてくれるさ。とりあえず私の家に連れて行ってやる。

 急いで手当てを…!!」「その必要はないよ。」「何故だ!?このままだと

 大量出血で死んでしまうぞ!」「いや、私は死なない。」「―――え?!」

私は真実を話すことを決めた。私だって、慧音を受け入れられた。

慧音だってこんな私を受け入れてくれるよね?

「私は昔に蓬莱の薬を飲んで不老不死となった身だ。死のうにも死ねないんだ。」

「…そう…だったのか…。」慧音は驚いたような悲しんだような複雑な表情をした。

「受け入れて、くれる?こんな私を。」私は小さな声で慧音に聞いた。

慧音は微笑んで返してくれた。「もちろんさ。だって――――」

『同じ人間だから』

純粋な人間の身体を捨てた二人の少女が、互いに受け入れた時だった。

 

                                  ~END~

 

お、終わった…。 見てくれてありがとうございました!